「可視化」の本音

daily0 本音たち。

可視化とは「絵を描く」という動作である。

だからといって、言葉通りスケッチブックやケント紙やペンタブレットを用意しろと言いたいのではない。

かといって、データのグラフ化に腐心したり、アローダイアグラムを示すことだけでは不完全で、そもそも“so what?”と言われておしまいだ。

可視化のポイントは「青写真を描く」ことや「絵図を描く」という意味を含んでいなければ、そもそも成り立たない動作だという点にある。

現状の叙述に始まり「次に何が起こりうる?とりうるべき対応策は?」といった、遠くまで届く射程をカバーすることが、可視化のメリットということである。これには、論理的な帰結の手助けを得ることが必須である。

同時に「描いた絵」が想像力や腹落ちを引き出すことも欠かせない。ストーリーや論理や、ちょっとした構成の工夫を通じて、イメージを的確に想起させることができれば、仮に媒体がテキストだろうと可視化のひとつということだ(数学の解説書なんかがこれに該当する)。

よくわからない物事や状況に、一定の目星をつけることが、可視化のポイントということだよね。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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