2023-04

daily11 スモール分析。

「大掴み」と解像度の向上。

時として、理詰めの決断よりも、「大掴み」で決めたことが、うまくいくケースが多々ある。これは、ロジックを否定したいのでもなく、また、直感で決めろと言いたいのでもない。今見えているロジックには、そこに対立しうるロジックがあり、いくら理詰めを極め...
daily11 スモール分析。

MVVは、価値観の命綱。

「MVV(Mission/Vision/Value)なんていらないですよ!実力のが大事です!」当初、そう言い出すマネージャークラスの従業員は少なくない。これが、「……MVVで価値観にマッチするほうが、実力なんかより遥かに大事なんですね……。...
データ分析ここだけ話。

データ分析分野の年収・待遇。

「データ分析分野について、遠藤さんは繰り返し記事執筆やデイリーレポートでの言及をしていますが、ぶっちゃけデータ分析の年収や待遇はどれくらいなのですか?他のポジションに比べて有利ですか?」データ分析分野の年収をストレートに挙げてしまうと、統計...
daily11 スモール分析。

成長する人は、依怙贔屓で更に成長し、好循環に入る。

「遠藤さんは、依怙贔屓という単語をよく使いますが、それはどんな背景があるのですか?」本当に成長するなら、依怙贔屓は必須条件だからだ。論理的・合理的に考えることは基本だか、理屈一本槍では人は動かない。行動には喜怒哀楽が伴い、仕事は前向きで面白...
daily11 スモール分析。

ビジネスで「ノウハウコレクターになるな」「知識メタボになるな」を連呼する層の立場。

「ノウハウコレクターになるな」「頭でっかちな知識メタボになるな」そのような視点がビジネスで目立つ。これ自体は正しいのだが、「どのような層が言ったか」という立場に注意する必要がある。そもそも、もともと単に基礎力や実力不足で苦難の日々を過ごし、...
daily11 スモール分析。

データドリブン化が進み、複数分野のデータ分析が「仕組み」として結びつくようになった。

もともとは「マーケティング」「統計モデリング」「FP&A」「アナリティクス」「CRM」などのように、データ分析はバラバラの個別分野同士だった。FP&AがアナリティクスやCRMを担うとか、マーケティングがFP&Aの一部を担うといったように、横...
データ分析ここだけ話。

クローズドデータ(非公開データ)を複数分野で扱っていると、圧倒的に強い。

データ分析やデータドリブン化が進むにつれて、残酷なほど格差が開いてしまっている事実がある。オープンデータや断片的なクローズドデータしか扱えない「専門家・コンサル・アナリスト・(自称含む)学者」は、極めて貴重なクローズドデータを数多く扱ってき...
daily11 スモール分析。

実力と気配り。

「実力の重要性をデイリーレポートで書かれていますが、実力が足りないときはまず何をすれば良いですか?」まずは、気配りすると良い。愛嬌の良さや、かわいげや、挨拶ができることも、気配りのうちだ。できるだけ好かれやすい言い方を心がけるのも、気配りの...
daily11 スモール分析。

「〇〇業界で勤務」や「元〇〇所属」ばかりを強調する人は、成長のない召使い思考。

「業界」とか「どこそこに勤務していた」という、サラリーマン時代の過去ばかりを強調する人は、次から次へと、目もあてられないほど老害化している。これは発想が「召使い」のままだからだと知っておこう。プログラミングを書くことで、世界を変えることがで...
daily11 スモール分析。

ほとんどの不祥事は、群れて頭が悪くなって起こる。

「組織で、人材のアイデンティティがインフレを起こしていますね」経営者さんにそう伝えて、現今の問題を腹落ちしてもらうことが多々ある。組織の問題や不祥事は、大概がそのような増長に起因しているためだ。これはサラリーマンが陥ることもあるし、組織トッ...