2025-03

三行世界。

「バリキャリ」は、意外と勝ちパターンを持っていない(その3:後編)。

今だから正直に告白するが、「バリキャリ」は意外なほど独立や作り手に不向きだと、15年前に気づいていた。外資の金融やコンサルといった最大手企業は、「優秀な人にハードワークさせる」ことで成り立っているためだ。メガベンチャーが全てとは言わないが、...
三行世界。

「バリキャリ」は、意外と勝ちパターンを持っていない(その2:中編)。

意外かもしれないが、外資の金融やコンサルといった優秀とされるバリキャリは召使いであり、馬力を出すオペレーターという役割だ。「お金を働かせてお金を稼ぐ(正確には"仕組みや資源に動いてもらって、仕組みや資源を増やす")」は基本だが、模範解答だけ...
三行世界。

バリキャリは、意外と「勝ちパターン」を持っていない(その1:前編)。

外資金融のIBD(投資銀行部門)やトレーディング部門にいた人は、一定程度以上は優秀なバリキャリである。このような人が「お金を働かせてお金を稼ぐべし」という正論を言うが、本人は長時間労働の召使いのまま何も変わっておらず、独立に不利という事実が...
三行世界。

谷根千のこと。

就学前から小学生のときのことだが、私は谷根千(谷中・根津・千駄木)という地域で育った。同級生の親御さんが運営する谷根千工房に、自分の親含めて出入りしていたが、小学生の私には執筆など夢のまた夢の妄想だった。十年以上の時を経て、私は谷根千と全く...
三行世界。

できるところから、ガンガン前倒ししてしまう。

私の場合、連載執筆もデイリーレポートも、ガンガン前倒しして粗々で先回りして書き、あちこちにネタを用意しておくことばかりだ。そのほうがハードルが下がって品質が上がり、何より仕事が猛スピードになるから、自分から好循環を作れる。現実解。アウトプッ...
daily12 業界知識。

アナリスト時代のアウトプット。

アナリスト時代に、どれだけアウトプットしていたかも書いてしまおう。デイリーレポート執筆=約240件/年(他の人が担当するケースもあり。英語版はワンオペ)ウィークリーレポート執筆=約50〜100件/年(担当分野に応じて1〜2分野)業界誌での連...
daily12 業界知識。

アナリスト時代のインプット。

「遠藤さんは何を読んでいる(読んでいた)のですか?アナリストはそうとう読む印象があるのですが…」と聞かれる。アナリスト時代、統計学や財務モデリング向けの専門書の読書はさておいて、朝一で日刊の新聞や業界紙やレポートを15〜20誌読んでいた。日...
データ分析ここだけ話。

経済企画庁が現存していたら、FP&Aの扱いは全く異なっていた可能性が高い。

昨今、省庁に対する風当たりや不満が強い。その一方、2001年まで存在した経済企画庁については、どことなく風通しの良さを感じていた。まだ大学受験よりも前だったから、一方的なイメージもあったが。色々とものを知ってアナリストになったあと、オペレー...
三行世界。

書くためのネタ出しは、際限なく出来る。

「SNSやブログのネタが出てきません。。遠藤さんは連載執筆とデイリーレポートをどうやって尽きずに書いているんですか?」そう聞かれることが多いが、私の場合は「話題は無数にある」という目線でデータ分析のごとく書いている。過去に書いた内容について...
三行世界。

専門分野としての数強スキル。

専門分野としての数強(数字や数学に強い)のメリットは、とても大きい。エンジニアだけでなく、統計学を使う仕事、FP&Aという権限の強い立場や、あるいはそれらより激務化して数強トーンは下がるがコンサルや投資銀行に行き着く。現実解。この場合の数強...