「撤退すること」の扱い方

daily0 本音たち。

物事から撤退すると決め、次に向けて動くとき、レイムダックの状況に直面する。特に、組織を辞めて去るときには、心理的な圧力にもなりうる。

このイヤ〜な圧力を完膚なきまでに叩きのめすには、あなたの脳内を「最強最大で天下無敵のいたずら者のエンターテイナー」に設定し、眼前の物事をスカッと独善的にあざ笑う過ごす発想を持つといい。

例えば、レイムダックの中で次の場所を探すとき、あなたは自分の全ての言葉に関して「もうやめるよ!バイバイ!!」というニンマリした本音の文言を、一切口に出さず無言で追加するのだ。

現状のしがらみなど無視して、自由を享受して幸福に楽しく生きる権利と義務が、我々ひとりひとりにある。当然ながら、ここを読んでいるあなたにもある。

そのためには、組織の圧力で「蝸牛のツノの争い」をしている退屈な人や組織など、「心のゴミ収集車」に押し込んで処分したり、「心のギロチン」でスッパリと切ってしまったりと、頭の中を面白おかしくドタバタさせて構わないのだ。

何も、物事を暴力的に解決しろというわけではない。論点は「レイムダックにいる自分自信の、得も言われぬ不快感や違和感や気色悪さをどう断ち切るか?」というだけだ。

組織がしがらみを強要してくるとき、個人の自由の享受の観点からは、そんな組織は役立たずの産業廃棄物でしかなく、自分の人生に対する反逆者や独裁者でしかない。

これに対抗するには、まず、自分の世界に「望ましいもの」だけを置くことから始めよう。そのとき、反省と学習を絶対に忘れないことだ。

あなたに起こっていることが全て正しいとするなら、反省と学習と次の世界への歩みで、つまらない人が持ってくる不快感など、徹底的に面白おかしく上書きしてしまえばいい。

撤退するためのエネルギー源は、「ドン引きされるほど常軌を逸した反省と学習」ということなんだよね。

撤退の瞬間に「うそ…でしょ??」と言われることを目指してニヤニヤしよう。淡々とチカラをつけて、ドッキリのごとく新天地に飛び立つイメージを持ってしまうのだ。

どうせ本質はエンターテイナーなのだから、堂々としておどけていればいいんだよね。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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