「因果関係の証拠がない」
「勉強が不足している」
これらのフレーズは、不備のある議論を押し通すために使うことができる。
これに対処するには「個人の感想」を用いた不備付き科学を見分けることが重要だ。
的確に掘り下げるべく、上記の論法の発し手について、
・どういった分野や組織に関わってきたか?
・発言から推定するに、(今までも含め)どこからキャッシュフローを得ているか?
・広宣流布や営業を行なっているだけではないか?
というように、関連当事者の個々人を読み解く視点を投げかけてみると良い。
これは実は財務分析の一部流用だ。
反証可能性を排除し、都合の良くない先行研究について、
意図的に無視する態度に用いることを認めてしまっては、
それはもはや科学とは言えない。
そのような不備付き科学を読まされる前に、
個人のお財布を科学的に読み解く必要があるんだよね。