器の大きさ小ささとは、要は想像力の最大値だ。
どこまで成長するかの生々しいイメージが、傑物を作ると言っていい。
学歴や経歴や毛並みの良い層が傑出する理由とは、
最上位の記録を、当事者として生々しく実感しやすいからなんだよね。
これは読書や学問でカバーできるけれど、大多数は却って器が邪魔して学習不足だ。
器を自分で壊して、自分で再構成できないということになる。
見込みのない物事にしつこく首をつっこまないようにする、
そんなリスクマネジメントでさえ、大多数は存在に気づくことすらできていない。
この矛盾と孤独に悩んだ果てに、悩めることを一人こっそり喜べたら、
勝ちに行くチャンスが到来したと言えるんだよね。