データドリブンの本質は、データベースの理解(書籍『「仕組み化×データ分析」で実践するFP&A入門』洞察)New

daily15 審美眼。データ分析ここだけ話。

データ分析とひとくちに言っても、会計データの予実管理なのか、

スモールデータの統計分析なのか、機械学習エンジニア領域なのかで、

意図するところが大きく変わってくる。

 

今回は専門的に、FP&Aの最前線という観点からみていこう。

(書籍の「応用知見パート」に関連している)

 

書籍において、RDB(リレーショナルデータベース)の話題や、データキューブ(専門的に言うとOLAP)に触れている。

これはFP&Aに関わる際の、IT技術の基礎であるためだ。

IT技術で言えば基礎だが、FP&Aで言えば応用論点に化けてしまう。

なぜこんなちぐはぐが起こるのか。

 

思うにこれは、

・FP&Aにとってはデータまわりの技術は「使うだけ」である

・データまわりの技術を担うIT技術者やITコンサルにとってはFP&Aは「制作代行だけ」である

というセクショナリズムがあるからだろう。

 

それどころか、現時点までの会計・財務分析・FP&Aの書籍で、

ERPやBIツールを実際にどう使うのかを書いたものが、私の知る限りではひとつもない。

それどころか、実際のFP&Aでどんな分析をするか、現場をありありと述べたものもほぼない。

(言わずもがな、統計学を使うものなどは論外である)

ここまで書いたことが事実であるため、それをありのまま認める以外に進歩はない。

 

現実解。

表面的な話に終始するのではなく、事実をありのまま認め、事実に則した現実解を出す必要がある。

実務とは、事実というデータを活用可能な形に貯め込んで使う分析だと信じているが、いかがだろうか。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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■遠藤武のやっていること■
・書籍と連載記事の執筆
・オーナー社長向け「仕組み化」プライベート指南

◆遠藤武の本
『仕組み化×データ分析で実践するFP&A入門』(中央経済社)2025年11月13日発売
全国大手書店およびAmazonでお買い求め頂けます
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◆遠藤武の連載執筆
中央経済社『旬刊経理情報』誌にて見開き2ページ連載「データ分析の森」を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています。
(2025年12月に連載80回達成)

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