好きなことを仕事にしているプロの特徴。New

daily15 審美眼。

好きなことを仕事にするプロは、飽きない。

これは、単に好きなことでお金を稼ぐというだけではない、

プロとしての参照軸があるためだ。

 

プロとして仕事にするゆえ、

好きなことで活躍できるありがたみや、プロとアマとの違いについて、身をもって分かっている。

それらを踏まえてやっと、プロの下限が成立するのである。

 

昨今、YouTuberやライバーなどの動画配信者や、アフィリエイター、コンテンツ販売者が増えてきている。

その中で「就職経験もなく好きなことを仕事にしたが、飽きてしまった」とぼやくケースを見かける。

これは参照軸の不足であり、世の中にどんな仕事や立場があるか、肌感覚が欠けるゆえに起こるのだ。

 

例えば、一度でもちゃんと勉強したり、就職していれば、

得意科目と苦手科目、成功体験と失敗体験、ヒトやモノや情報の好き嫌い…、

という、命の吹き込まれた参照軸が得られる。

これを身をもって得ていると、ありがたみが得られる。

 

いくらウェブ配信やデータドリブンやシステム開発やAIが流行っても、

人間に身体があるという「身体性」はそうそう変えられない。

AIやシステムは、人間が数式や哲学書や法律の条文を理解することを手助けし、

データで重機を遠隔操作する仕組みを担うが、

これを企てて最終的に命を吹き込ませるのは、人間であり、プロの仕事なのである。

 

現実解。

売れることは何より尊く素晴らしいと、一点の曇りなく断言できる。

ゆえに、どんな立場であってもプロとして活躍してほしいから、エールを贈るため言い切ろう。

好きなことを仕事にするというのは、プロとしての立場を明確にすることである。

これは、自分の常識を新たに作り、自分専用の道路やレールを敷いて活躍することだ。

 

追記。

プロはきちんと「お客様の成功」という価値を作るから、

キャッシュポイントが特定の配信サービスやSNSという「他人の常識」に限られることもない。

自分が作り手として有利で面白いポジションを作り、淡々と生きるまでが、好きなことを仕事にすることなのである。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endou

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