「売上は立っているのですが、忙しさと不快感が増すばかりです。どう解決すればいいですか?」

daily10 お金と実力。

「売上の質」を上げることが第一だ。

関わりたくないお客様に嫌な思いを強いられるケースもあれば、

「もっとこんなお客様が多くいたらいいのに…」というケースもある。

 

徹底して、

「もっとこんなお客様が多くいたらいいのに…」

に持ち込むことが、

売上の質を向上させる道筋である。

思い込んだ妄想を、

現実に引きずり下ろすのである。

 

嫌な思いを強いられる顧客というのは、

見えないところでコスト増加を強いられる。

私が相談された例を挙げると、

・聞き分けがなくメールや電話が無駄に増加する

・提供していないサービスを強要される

・契約書を締結しない(業界によっては「商習慣」として常態化している)

・言いがかりをつけて追加費用請求を無視される

・そもそも言いがかりをつけて入金に遅れる

・トータルで嫌な思いを強要させられる

といったように、

ここではとても書けないくらい、

目を覆いたくなるような理不尽がある。

これらはストレートに言って、

「不利な状態では、人を雇ってまでビジネスを続ける意味がないのでは?」

と結論づけたくなるような事態ということだ。

このような状態だと、

会社はおろか、

経営者の方がカラダとメンタルを壊して、

後に何も残らないところまでがテンプレートだ。

 

現実解。

この事態から脱したければ、

・お互いに敬意を持って関われる方とだけ取引する(該当しない人は問答無用で全部関係を断つ)

・敬意を持てる人が喜んでくれることで、かつ自分の得意技だけに絞って動く

・勝ちパターンの再現やマネに徹し、今までの負けグセを二度と繰り返さない

という、ポジション作りに終始すればいい。

自分が楽に楽しく動くために、

自分以外の誰かのチカラを本や座組みから借りて、

根本からビジネスの建て付けを変えるのである。

手持ちの資源が、

勝ちやすい状況にセットアップされているからこそ、

「売上の質」を高くできて、

コンスタントに成長できると覚えておこう。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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詳細は上記リンクを参照
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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