お金も実力も、ただの手段。

daily10 お金と実力。

「お金と実力」という区分で、

デイリーレポートを書いているからこそ、

さらに意図的に言い切ってしまうが、

お金も実力もただの手段でしかない。

少し頭の回る人からすれば、

手段としての収益性のあるビジネスの仕組みについて、

それを再現することはそう難しくない。

売上は、人との関係性が運んでくる。

「TTP(徹底的にパクる)」は、先行研究の再現。

この2点だけ意識しておこう。

 

仕事やキャリアなどはただの手段であって、

本質的には「糧を得るために時間を使うこと」に過ぎない。

仕事を通じて成長することを目的とするのは、

はっきり言って退屈だという事実を認める以外にない。

そんなことは誰でもやっている。

仕事を目的にしてしまうと、

根本的に成長しようがない。

それもそのはず、

仕事とは知識の塊であり、

人間が仕事に隷属してしまうと、

人間が知識の奴隷になってしまうためだ。

知識はあくまで人間の部下であり、

その威力を享受できないなら、

人間として退屈だ。

先に言っておくと、

仕事そのものは面白いし、成長の糧になる。

その理由はつまり、

仕事の知識や経験とは、

人文科学・自然科学・社会科学のいずれかの学問分野を、

複数掛け算したものであるためだ。

これはどういうことかというと、

要は面白い物事は仕事そのものではなく、

仕事の知識の前提となる、

学問分野の懐の深さだということである。

これは少し頭の回る人であれば、

あっさり気づく事実だ。

 

現実解。

学者である論客が「仕事を通じた成長など目的にするな」と言っていることと、

サラリーマンに嫌気がさして医学部に再入学するという事実は、

同じ手段ならグレードを上げたほうが、

率直に楽しく過ごすことができるためだ。

 

追記。

仕事を通じて自分が成長するのではなく、

自分の学びを通じて仕事を成長させるほうが、人間として自然なあり方。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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詳細は上記リンクを参照
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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