直近で即断と具体性について語ったが、
これはどっちつかずの優柔不断を回避するための考え方だ。
とはいえ、人間が人間であることの本質は優柔不断にある。
そのようなグレーゾーンがあるからこそ、
人間は喜怒哀楽を感じるのであり、
過ちがあっても心の中で許して、
別れを告げて先に進むことができる。
別れがどうしても惜しく、
本音で関わりを再び持ちたいとか、
本心からどっちつかずを改めたい場合、
そもそも許してもらえない前提で関わることが人間としての最低ラインだ。
優柔不断や自家撞着に陥らないことは当たり前のことだ。
しつこいと嫌われたり嫌になるのは当然からこそ、
そうやってシンプルに腹決めしておくといい。
現実解。
「切れ目=吹っ切れ」と思って、
グレーゾーンのままそっとしておくのも、
ひとつの優しさなんだよね。
追記。
もし自分から切ったのでないなら、
また戻ってきてくれることも、
ひとつの楽しさ。
boxcox.net、遠藤武。