どのような屈強な人も、
どのような巨万の富を持つ人も、
必ず不安に悩むことがある。
生きていれば、その人の立場に応じる形で、
不安は絶対に尽きないのだ。
このときどうすれば良いかというと、
極端や突拍子のない発想に思えても、
必ず上に逃げるようにするのである。
例えばあなたが売上不足に悩む自営業や経営者でお金で不安があるなら、
まずは「欲しい!」と手を上げてくれて粗利が高いものを、
楽勝できる形で買ってもらえるように、脳みそに汗をかくのだ。
上に逃げるとは、ビジネスで言えば、
売り込みしないとか、
粗利が高いという腹決めだ。
大多数は、売り込みや安値に逃げるが、
その真逆をとって、
不安に乗らないようにするのだ。
不安を抱えて無理に売り込んだり、
不安を抱えて頑張ろうとすると、
ほとんどが失敗する。
その理由は、
全てがひたすら不自然だからだ。
不自然だと、何もうまくいかない。
力んでしまって、うまく行くはずのことすら、
ズタボロに失敗してしまうのだ。
そういう悲惨な状態を防ぐには、
逆から捉え直し、
自分を気に入ってくれる人に、
徹底して依怙贔屓してもらうよう仕向けるのだ。
依怙贔屓してくれるのが仮にたった1人だとしても、
そこから助けてもらう道筋を見出すことが出来る。
1人依怙贔屓してくれれば、
そこから然るべき人を紹介してもらうことも容易い。
また、たった1つ依怙贔屓があると、
他に依怙贔屓してくれる人が現れる。
八方美人や、退屈な常識人だと、
絶対に経験できないが、
これが上に逃げること効果であり、事実だ。
現実解。
突出する人は、他に突出する人から助けられ、
自ずと自分の武器を圧倒的に伸ばしていけるのだ。
そうすれば、自ずと上に逃げることができる。
追記。
ビビって臆病なら、臆病な自分を愛してくれるように場を整えればよい。
boxcox.net、遠藤武。