競争しないで勝つポジションを作るには、負けから徹底的に学ぶ。

daily11 スモール分析。

大多数の人が気づいていないが、

上手く行っている人や成功している人は、

競争不要の独自ポジションで楽勝している。

要は、競争しないほうがかえって競争で勝てるのだ。

とはいえ、考えなしに最初から競争をゼロにすることはできない。

受験や就活しかり、仕事のポジションしかり、

知識や実績ゼロの段階では必ず競争がついてくる。

これは健全であり、ひたすら正しい。

ちゃんと競争で挑戦して、

負けたことのある人しか、

競争からドロップアウトして、

本質的に勝つことまで辿りつけないためだ。

 

すべてにおいてカギとなるのは、

「基礎知識を回収し、勝ちやすい土俵を作る」

という要素である。

このとき、早いうちに負けた経験があると、

負けないための創意工夫に発想を仕向けることができる。

負けた分野には不用意に近づかなくても良くなるためだ。

不思議な話だけど、

勝てる分野で確実に勝っていると、

以前負けた分野でも勝てるようになることがある。

デザイナーとして夢破れたあと、

漫画家で大ヒットを飛ばしてデザインを手がけるようになったり、

スポーツ選手として芽が出ず引退したあと、

名コーチとして一代を築いたりするが、

これは負けた経験から、

勝ちやすい土俵創りの嗅覚が鋭くなるためだ。

それだけ負けておくことが重要であり、

負けることで楽勝ができるのである。

 

現実解。

負けたからといってふさぎ込まず、

「これは競争しないで済むポジションを創るための必修科目だ!」

と小躍りしておけばいい。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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