行動していると、必ず別れがある。
別な道を歩む意思が明確な場合も、
何も言わずにいなくなる場合も、
去っていく人は絶対に追ってはならない。
もしあなたが去る者を追うなら、
それは追われる人からすれば、
率直に申し上げて無駄な時間だ。
あなたに意味がないと感じて去るのだから、
いちいち無理に連絡をとると、
追う側のあなたの格が下がる。
格が下がるとはどういうことか。
あなたが知らないところで、
「こりゃあかん!」と扱われることである。
ビジネスの人間関係で本業にも心理的にもプラスがない場合、
一定レベル以上の人はそこから絶対に離れていく。
それを引き止めるということは、
「格下が何かブツクサ言ってるぞ。時間の無駄だな」
と、悪印象しか与えない。
特に従業員が辞めたり、有料会員が離脱したりする場合、
トップである社長がこの状態に気づいていないケースがとても多い。
仮に周りに有力な人がいても、
トップが中途半端な格下ムーブをしてしまったり、
取り巻きの立ち居振る舞いが悪かったりすれば、
結果的に孤立無援になることなど多々ある。
これを回避するには、
ちゃんと目の前の相手を喜ばせることだ。
ビジネスの関わりなら、
相手が欲しているが得づらい繋がりを与えればいい。
ある種の非常識をプラスに作るのだ。
念のため申し上げておくと「自分がつなげやすいが相手の喜ばない人をつなげようとする」のは、
格下ムーブの典型例である。
相手を喜ばせることを全くしていないので、その相手は離れていく。
実際には、センスのない無行動や無駄行動であるためだ。
そうではなく、ちゃんと相手の喜ぶポイントを読解し、
その上で行動するという、国語の話なのである。
「関係のない行動」が無駄だとわかっていて、
「挑戦したがダメだった。また挑戦する」というDoneを事実として言葉で伝えたなら、
そのファイティングポーズの行動をうれしく思うのが人情である。
人は、自分のために愚直に動く人に興味を示すのだから。
現実解。
別れは、喜んでもらうために必要な行動のひとつだ。
別れ以上に出会いがあるから、自然体で関わって、プラスを出せる人と関わればいい。
ボックスコックスネット、遠藤武。
