去っていく人は、追ってはならない。

daily15 審美眼。

行動していると、必ず別れがある。

別な道を歩む意思が明確な場合も、

何も言わずにいなくなる場合も、

去っていく人は絶対に追ってはならない。

 

もしあなたが去る者を追うなら、

それは追われる人からすれば、

率直に申し上げて無駄な時間だ。

あなたに意味がないと感じて去るのだから、

いちいち無理に連絡をとると、

追う側のあなたの格が下がる。

格が下がるとはどういうことか。

あなたが知らないところで、

「こりゃあかん!」と扱われることである。

ビジネスの人間関係で本業にも心理的にもプラスがない場合、

一定レベル以上の人はそこから絶対に離れていく。

それを引き止めるということは、

「格下が何かブツクサ言ってるぞ。時間の無駄だな」

と、悪印象しか与えない。

 

特に従業員が辞めたり、有料会員が離脱したりする場合、

トップである社長がこの状態に気づいていないケースがとても多い。

 

仮に周りに有力な人がいても、

トップが中途半端な格下ムーブをしてしまったり、

取り巻きの立ち居振る舞いが悪かったりすれば、

結果的に孤立無援になることなど多々ある。

 

これを回避するには、

ちゃんと目の前の相手を喜ばせることだ。

ビジネスの関わりなら、

相手が欲しているが得づらい繋がりを与えればいい。

ある種の非常識をプラスに作るのだ。

念のため申し上げておくと「自分がつなげやすいが相手の喜ばない人をつなげようとする」のは、

格下ムーブの典型例である。

相手を喜ばせることを全くしていないので、その相手は離れていく。

実際には、センスのない無行動や無駄行動であるためだ。

そうではなく、ちゃんと相手の喜ぶポイントを読解し、

その上で行動するという、国語の話なのである。

 

「関係のない行動」が無駄だとわかっていて、

「挑戦したがダメだった。また挑戦する」というDoneを事実として言葉で伝えたなら、

そのファイティングポーズの行動をうれしく思うのが人情である。

人は、自分のために愚直に動く人に興味を示すのだから。

 

現実解。

別れは、喜んでもらうために必要な行動のひとつだ。

別れ以上に出会いがあるから、自然体で関わって、プラスを出せる人と関わればいい。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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