座学は、単なる知識のインプットではない。
基礎学力が価値観をつくり、
行動に信頼を与えるのである。
ビジネスにおいて、
座学を「行動が鈍る」と軽視する人がいるが、
そもそも義務教育の知識も怪しい場合の座学など、
怪しいスパムメールと変わらない。
その程度であれば、一定レベル以上の社会では約束を果たしているとは思ってもらえない。
それが世の中の価値観だ。
基礎は、座学なしに精度が上がらないのである。
さらに重要なのは、
座学で培った価値観は、
行動にも効いてくるという点だ。
やってみた結果を、どう解釈するか。
どこが良くて、どこがズレているのか。
このフィードバックの質は、
持っている知識の厚みと、
その過程で培った価値観によって変わる。
「座学よりまず行動だ」
と言い出す甘言に騙されてはいけないのは、
リテラシーがないのに行動したとて、
結果がさんざんだと見えているためだ。
したがって、座学を軽視する人が、
どのような立場かをしっかりみておこう。
甘言でいきなり行動させる、
怪しい詐欺師であるケースも少なくない。
行動しないよりはいいかもしれないが、
座学なしの行動でスキマを狙って怪しい誰かが出てきたりと、
結果としてろくなことがない。
いっぽう座学があると、
知識と知恵がつき、
行動の一つ一つに意味が出て、
結果がデータとして扱える。
その価値観を育めるためだ。
そうすることで、次のToDoが見える。
つまり、行動を継続できるのだ。
継続するからこそ、前の行動は消化され、
積み減らすことができる。
座学で知識を増やすと、かえって身軽になるのだ。
現実解。
結局のところ、座学と行動は対立しない。
座学で方向を決め、行動で確かめ、座学で修正し、また行動する。
このループは分析という価値観だ。
ボックスコックスネット、遠藤武。
