最後の第三段階。
ゼロイチが得られたので、ここからはイチを10にしていく段階。
やっと集客の段階である。
実は「お客様の成功」と「欲しい!それいくら?」が出来ていれば、実績が残せて、リピートと紹介を得られる。
それ以上のマーケティングは無いし、紹介とリピートで仕事が仕事を呼ぶことが全てだ。
つながりを広げていってもいいし、広告を出してもいい。少なくとも、第一段階と第二段階をブラッシュアップし、関わる相手を的確に選べば、確実に成長できる。
そうやって実力がついていくのだ。
ここに更にかわいげがあれば、「実力があるのにチャーミングで優しい!すごい!」とファンが増える。「なんとか手伝いたい!助けたい!」という協力にもつながる。
好循環とはそういうことだ。
その真逆の、営業オンチはどうか。
しんどい状況は続いている人から、「好循環なんて自分には無理です!」という声が出てくるかもしれないが、
そのような人は、根本的に手順が間違っているのだ。
大多数の営業オンチさんは、
第一段階の「お客様の成功」と、第二段階の「欲しい!それいくら?」をすっ飛ばし、
無理やり「集客の問題」だと誤った問題を解こうとしてしまう。
誤った問題を解くことは、営業オンチの根拠であり、何が何でも避ける必要がある。
大事なので何度でも繰り返そう。
あなたが売れないとしたら、それは「集客の問題」ではなく、
まず「お客様の成功」と「欲しい!それいくら?」が無いことが問題だと疑おう。
実のところ、イチを10にする段階まで来られる人は、実力も運もあり、人に委任したり他力を得て、座組みが組めて成長している。
大多数の人は、イチを10にする段階にまで達することができないのだ。
イチに至っていない人は、そもそも売れないし、広がりも出ない。
あるいは、細々と不完全なイチを繰り返す(ザルで水をすくう)だけで年売上高600〜800万円くらいに到達し、ある程度常識的にどうにかなってしまうためだ。
要は10にしなくとも済んでしまう条件が整っているため、売れない下請けとして生き残るのだ。
その場合、セルフイメージが低すぎたり、勉強不足や知識不足だったり、かわいげがなかったりすると、必ず成長が止まる。
とはいえイチが不完全でも、イチを10にしなくても、その他大勢として生活はできてしまう(そうとうしんどい生活だが)。
あるいは立ち居振る舞いが悪いと、せっかく10になりかかる品質の成長があっても、どこかで袂を分かつ形で突然元に戻る。
その場合、ずっと成長できず、実力のある人との座組みも組めず、しんどい下請けに甘んじることになる。
きれいごとを抜きに率直に申し上げるが、「しんどい下請けに甘んじる人は、自分でその環境を選んで選んでいるだけ」である。
自分の日々の発言や、周囲の環境や人間関係や、過去に囚われる価値観など、落ちぶれる先行条件を自分で選んでいるのだ。
これが嫌なら、先行条件を変えて、異なる行動を促し、全くの異世界という結果につなげるしかない。
とすると、ちゃんとイチを作り、実力を喜ばしく補う形で、相補的な関係を築くことがカギになる。
私はことあるごとに「座組み」と呼んでいるが、完全に1人で動くことは不可能であり、本音と敬意がマッチした他力を借りればあっさりとイチが10になるのである。
もちろんだが、ゼロイチを作る第一段階の「お客様の成功」や、第二段階の「欲しい!それいくら?」についても、堂々と他力を借りていい。
他力を借りられないその他大勢の人は、全く売れずに淘汰され、下請けで一生を過ごすか、サラリーマンに逆戻りする。
事実をありのまま伝えると、すぐに参加できる名刺交換会や異業種交流会の99.999…%は、売れないその他大勢の人しかいない。
ありがちだが「集客できません…」と言い出すのは、第一段階と第二段階を通過しないまま、無理やり第三段階の「イチを10にする」に取り組んでいるためだ。
そのくせ学ぶ気がないから、相補的な関係もゼロのままだ。
そうではなく、もし「この人は違う!」と感じる人や、人脈がある人をみかけたら、それは超ラッキーだ。
きっとそこらへんの交流会ごときでは2度と会えないから、素直に飛び込んで相補的な集客協力を得てしまおう。
自分の場合も、独立当時に独自性のある人と関われたため、そこから突破口を開くことができた。
現実解。
集客する上で、関わる人はレベルアップと共に入れ替わる。
あなたが依怙贔屓され続ける限り、これは当然のことだ。
そうやって変動することは、成長する先人たちが経験してきていることでもある。
ボックスコックスネット、遠藤武。
