信用のストックと愛。

daily5 爽快感。

どんな小さなことでも、愚直に積み上げておくと、信用される。

これは、単にストックそのものが信用されるだけの話ではない。

敢えてストックを崩すと、信用される以上に、愛される。

 

現実解。

信用のストックがあるからこそ、たとえ本音を言っても、

「この人がそう言うなら、笑って受け入れてみよう。」

と、あっさり肯定してもらえる。

 

これは、ストックがあるからこそ、

ストックを切り崩しても問題がないくらい、

自分に余裕があるということだ。

いちいち忖度が必要で、

「次に何を言えば評価してもらえるだろう……」

「どうやったら嫌われないでいられるだろう……」

なんて考えてしまうと、息が詰まって仕方ないものね。

厳しい意見も、極端な妄想も、

お互いあっさり言い合える立場だからこそ、

なおさら愛される。

単にストックがあるから愛されるのではないところが、面白い。

 

ストックを、まじりっけない本音に乗せれば、

自己主張する必要すらない。

むしろ下心でさえ、どこかで肯定されてしまうんだよね。

下心丸出しでオッサンオバサン臭く攻めていくのは、

残念だけど自己主張しているだけ。

信用を取り崩して、目の前にいる人のために使ってあげる。

自己主張なのか他己支援なのか、渾然一体としていて、

依怙贔屓されてしまえば、最強だ。

 

楽しく自然にストックを溜めて、

その上で敢えてストックを崩せばいい。

愛されたいのなら、お互い依怙贔屓して、

少し勇気を出してストックを渡しあってみればいいんだよね。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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