率直に言って、外資銀行や外資コンサルティングファームの仕事は、
だんだんと「これって知性いらないよね」とバレてきた。
これは、サラリーマンが上意下達で仕事をする仕組みで動いているからだ。
現実解。
サラリーマンの仕事とは、誰かが定義した仕事をそのままやることだ。
これはラクなように見えるが、実力のある人ほど、成長は頭打ちになる。
それもそのはず、サラリーマンの仕事は、上司とその上司とその更に上の上司…が、
下位者である部下を簡単に使いこなすための、組織の理屈だからだ。
これは外資銀行や、外資コンサルティングファームや、
外資事業会社や日系企業どれを取っても、実は全く大差がない。
SNSであれ、書籍であれ、業界の関係者・元関係者が、
「外資コンサルティングファームの理念とは、
若手を気分良くチームで使いたおすための、ただの方便だよ」
と言われた事実を公にバラしてしまうことなど、きょうび日常茶飯事である。
自分の場合は、大学生のときに行政学を学んだ際、
そもそもこのような上意下達があることを予習していたため、
企業内部で起こることの全ては、答え合わせとして楽しんでいた。
今となっては、そのような情報収集は、誰でもできてしまうから、
勉強家ほどサラリーマンをやめたくなるのも無理はない。
boxcox.net、遠藤武。