IT企業の圧倒的大多数は、システムの構築や導入の代行であり、
製造業で言うところの下請け加工業や、期間工を送る人材派遣業だ。
最先端のアルゴリズムでAIを作っていても、
「ITコンサルティング」を標榜していても、
この構造は変わることはない。
また少数派として独自サービスを持っている場合、
小売・流通業界や金融業界や広告業界やメディア業界など、
「既存の分野をIT化した企業」だと理解しよう。
アフィリエイトサイトが営業代理店であるのと同じだ。
現実解。
逆に捉えなおすと、IT企業の機能を一般の企業が持つだけで、
解決できる物事がたくさんあるということ。
一周か二周回って、IT企業で飽和状態が出ている分野はチャンス。
boxcox.net、遠藤武。