事あるごとに誤魔化す。
何を言われてもセコく逃げる。
結果として統制が取れなくなる。
これが下請けや代理店の典型的な姿。
分野や規模の大小を問わず共通しており、
また大規模な営業会社はいつまでたっても下請け気質が抜けない。
逆に言うと、下請け仕事から脱する企業は、
誤魔化さず逃げないという特徴がある。
脱下請け支援を経験している立場としては、
「主観で言って自分たちだけしか出せない大好きな価値」
を腹決めして追求するしか、脱下請け・脱営業会社の道はない。
現実解。
逆から捉え直しましょう。
「欲しい!」と手を挙げてもらうようにするんです。
商品やサービスで、お困りごとを助けるんです。
下請けの場合、例外なく元請けに言われるがままです。
営業会社の場合、例外なく売り込みするがままです。
「欲しい!」と手を挙げてもらえることがプロの要件です。
エンドユーザーだけでなく、「ぜひ協力したい!」と協力先に言ってもらうところまでがセットです。
周辺の人々をいざなうところまでが「欲しい!」と手を挙げてもらうことの本質です。
大好きな価値に徹底して、お客様に喜ばれるように、頭脳プレーに持ち込むんです。
大好きな価値について、似たような事例を徹底して集めましたか?
大好きな価値について、ついうっかり夢中になって楽しく妄想しましたか?
下請けオンリー・営業オンリーで悩むなら、発想を逆転させて、
一生に一度くらい本音で大好きな価値に徹底したほうが、
心も身体も健全という、とても当たり前の話に行きつきます。
追記。
優秀な企業が唸るキャッチコピーを展開するのは、
それだけ本音で面白くやっているからだと覚えておくと、価値観が一変します。
下請けや営業会社がつまらないのは、そこに本音がないというだけなんです。
boxcox.net、遠藤武。