思いのほか「これはしてはいけない」という物事は多くない。
慣例や法律で定めている物事や常識は、
時代によって25年や50年単位で異なってくるし、
地域によってガラリと変わってしまう。
何より「これっておかしいよね」という、
人の本音にはフタをすることは出来ない。
このフタを取り去る少数派こそ、変わり者として常に排除される。
いつの世も、排除されたところからがスタートラインであり、
スタートラインから歩み続けた人だけがゴールに辿り着く。
現実解。
スタートラインに立ったのなら、
その他大勢からの村八分にビビらず、
少し無神経なくらい歩み続ければいい。
誰かを物理的・精神的に傷つけるのでない限り、
「してはいけないこと」など殆どないのだから。
その他大勢はそもそも何も考えていないからこそ、
ビビって何となく村八分にするだけだ。
むしろ多数派のその行いのほうがよっぽど、
何かに気づいた少数派を傷つけているんだけどね。
かといって、そこにいちいち文句を言っていたら何も始まらない。
この原理原則をわかって許してしまえば、
ものすごく消極的にビビって集団心理で動く多数派を、
少数派がビビる必要などどこにもないと気づける
boxcox.net、遠藤武。