転職でも副業でも起業・独立でもいいが、
「本音と前倒しで行動し、勝てそうな要素を先回りで集め続ける」
ことが、キャリアビルディングの本質だ。
本音を織り交ぜるておくからこそ、
目標がさだまり、
理屈を超えて素早く行動でき、
嘘偽りなくストレートに動けるのである。
ありがちな流れとして、
キャリアコンサルタントなどが、
ロジカルに「副業は目標設定と準備が全て」と言うが、
論理的思考はあくまで事実やデータを形にするための道具であり、
理屈だけで準備していると、
「準備しているのに、準備だけで人生が終わった」
となりかねない。
これでは後悔してもしきれない。
このリスク回避策が、
「本音を織り交ぜること」であり、
本音100%だと難しく思うなら、
ロジックの中にほんの1%や0.1%でもいいから本音のエキスを入れておくと、
一気に行動しやすくなる。
例えば、副業の不動産投資の情報を調べていたとして、
不動産の情報そのものは面白いが、
不動産投資にはどうしても魅力を感じないとしよう。
そういう場合は「不動産の情報を取り扱う側」に回るといったように、
切り口を変えてしまえばいいのだ。
「対価が発生する」かつ「本音で興味がある」ものであれば、何をやってもいいのである。
匿名でやってもいい。
職業だけ明かして、実名を明かさないのも、ミステリアスな手だ。
普段の文体や口調を、ガラリと変えてもいい。
SNSやソーシャルブログで課金できるのだから、
OEMのような別ブランドとして情報を発信するのである。
(もちろん本音が不動産投資なのであれば、その通りにやってもいい。)
現実解。
思いのほか、理屈に支配されて、退屈になるケースは少なくない。
本音で「これだ!」と思えるものにわき目もふらず集中すればいい。
三日坊主を重ねても構わない。
ビジネスは本音ベースでこそ続く仕組みになっているという、
「大前提の理屈」を知っておけば、理屈に支配されることもなくなる。
boxcox.net、遠藤武。