ほとんどすべての物事に対し、独創性のある合理的な(時には確信犯での極論を含めた)見解を持てると、気楽でいられる。
まず、知識回収を怠らないことだ。最低でも大学受験レベル〜学部・修士程度の知識は、難易度も分野も問わず全分野(人文科学、自然科学、社会科学)をカバーできるようにしよう。
できればパッケージとして揃っていたほうがいいが、カリキュラムや試験や受験産業のマーケティングに騙されてしまう事態は避けたい。その場に応じた知識回収がいくらでもできる柔軟性を持とう。
この次。知識があることを前提にしつつも「世界って、ただの知識ごときじゃ解決できない疑問があるよね」という点への感度を高めることも大切だ。
知識や経験や発言を敢えて否定して突き崩し、再構築する勇気や、大胆に折れるて謙虚になる発想を持つことが、限界を超えるために必要である。
最後。好かれる必要のない人から嫌われること厭わないこと。知識や経験や再構築といった、ある程度は形が見える(と思い込める)物事から離れよう。畏怖され、堂々と孤高を選び、堂々と嫌われるくらいでちょうどいい。孤高を選んで、面白い人とのみ関わればいい。
誠実と不誠実、謙虚と傲慢、本音と建前、変わり者と一般人、トップと底辺。いずれもここまでで培った自分だけの基準で、独創性のある合理的な見解で決めれば良い。
心配ごとがあっても「なにくそ!」と思って、ドキドキしながら気楽に過ごすには、こういう流れが大切なんだよね。