海外に出る夢を語るより、ポジションの強さが大事。

daily10 お金と実力。

「海外に出たい!移住したい!」

そのように夢を語る人は少なくないが、

海外に出ることの本質は、

「強い側に立って、自分のポジションを上げること」

だと覚えておこう。

 

そもそも、弱いその他大勢側として、

専門性もなく海外に出るのは誰でもできる。

貧しい自国に仕事がなく、

裕福な他国で底辺労働を強いられるのは、

弱者だと相場が決まっている。

「単に海外に出て底辺労働するのは誰でもできる。労働する立場として強い側にならないと無意味」

という事実を挙げる人が移住者に出てきている。

これは正しい。

 

ひとつ足りない要素を付け加えるとしたら、

「海外に出るメリットは、日本で外資企業に居続ければ享受できる」

という事実だ。

例えば外資の専門職(主にコンサルティング)のポジションで、

英語を使える側にいれば、

自ずと海外のブランチで働くチャンスも巡ってくるし、

そもそも現地で労働者のビザを自前で取る必要もない。

これは強くなるキャリアパスとして以前から存在している。

今では高卒から数年サラリーマンをやったのち大学に入り直して、

big4と呼ばれるコンサルティングファームに移籍を果たす人もいるため、

学び方しだいでいくらでもチャンスがある。

これと海外移住の労力を比べたとき、

どちらが自分にとってピン!と来るかで選べばいい。

 

現実解。

空高くから眺めると、

仕事はポジションでするものだとわかる。

強い立場の専門家というポジションを築いて、

自分の活躍を自作自演しにいくという意味だ。

ちょっとした工夫やルートや座組みで、

自分のポジションを強くできる。

実は単に海外移住の努力をするより、

素直にポジションを上げるほうが、

結果としてたやすく海外に出られる。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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