自己愛は、慈愛の種。

daily10 お金と実力。

そもそも自己愛がなければ、

自分以外の他者に優しくなることなど出来ない。

SNSで自己愛ばかりが肥大し、

なんでもかんでも敵味方を線引きして、

群れをなしてしまうというのは残念すぎるが、

自己愛は、実はきちんと個我と向き合い、

他人のために実力を使うよう心がければ、

あっさりと「慈愛」に化ける。

実力を誇示したいという本音があれば、

それは自己愛だ。

もし実力を誇示する上で、

自己愛から個我の要素を敢えて薄め、

「“誰かのために実力を使う”とアピールしたほうが、結果的に広く強く誇示できる!」

と気付けたら、その人はどうなるだろうか。

少なくとも、表面的に自己愛をトーンダウンさせたフリから入り、

外からわかりやすい言葉と行動だけでも、

“誰かのために実力を使う”というアピールを繰り返し、

実際にそう行動するだろう。

これを何度も実行しているうちに、

「彼は人のために実力を使っている、出来た人だ…!」

と何度も何度も感謝されたら、その人はどうなるだろうか。

少なくとも「単に自己愛を誇示しよう」という程度では実現できない発想を、

人のために実力を使うことで持つようになるのではないだろうか。

単に自己愛を誇示するだけでは、絶対にかけてもらえない言葉をかけてもらえるということの重みは、

実力があるなら素直に感じ取ることができるはずである。

 

現実解。

「個の時代」と言われて久しいが、

個我ばかりが先行してしまうと、

誰かと座組みひとつ組むことすらできない。

売上が立つのは「お客様との座組み」だと考えれば、

そもそも座組みが組めない時点で何も出来なくなる。

敢えて個を捨て、

自己愛を慈愛に変えてしまうほうが、

あっさりと広く深く包み込める。

 

追記。

自己愛を慈愛に変えることは、

実のところ本音からMVVを作ることと同じ。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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