教育全般に言えるけれど、
教えることはできても、
育てることはできない。
これは教える側が悪いのではない。
育つとは常に自発的であり、
誰もその事実には逆らえないだけだ。
具体例。
自由な進学校は、
育つ自発性を確保しているために、
自由なのである。
いくら詰め込みを強要しても、
自由な知的好奇心には追いつかない。
逆に言うと、
自由がない場合は、
「このレベルじゃ強制しないと育たない」
と見做されているため、
教育方針に本音が出ている。
現実解。
自由の有無はちょうど、
仕事の組織にも当てはまる。
自由で自発性がある組織ほど、
強固な組織であり、
育っている。
追記。
育ちが強いゆえに、
レベルが高い人から順番に、
さっさと独立してしまう事実にも、
そのまま一致する。
boxcox.net、遠藤武。