「早く若いうちに勝ってしまうと危険だ」
「早く若いうちに勝っておかないと危険だ」
これらの「勝ち方」論は、
矛盾するが、どちらも正しい。
勝ち方に矛盾が生じる理由。
本音の妄想を避けているためだ。
マグレ勝ちだと、そもそも途中で負けてしまう。
学んで行動するスピードが遅いと、そもそも勝てずに負けてしまう。
どちらも、若々しさがなければ始まらない。
とはいえ、バリキャリのハードワークでしんどい思いをしたり、
組織で自分が断片化されて嫌な思いをしてしまうため、
変に老け込んでしまう。
頑張るほど、自分のやっていることが、
過去の栄光や疲れという袋小路に追いやられてしまうのだ。
どこか老けこんでしまうと、
事実を認めたくなくなったり、
不用意に他人と比べてしまったりと、
目先の経験で自分に上限を決めてしまう。
前向きな妄想ができなくなるのだ。
そんな老害は10代でも見かける。
20代や30代、そしてそれ以上は言わずもがな。
そうやって実力差が生じてしまう。
現実解。
理路整然とするのは、あくまで道具。
知識も、あくまで道具。
矛盾を乗り越える妄想に、実力が現れる。
boxcox.net、遠藤武。