頭が良い人の誤字脱字は、ちょっとしたご愛嬌。
頭が悪い人の誤字脱字は、ただ単にごちゃごちゃ。
同じ誤字脱字であっても、この2つは大違いの差がある。
頭が良い人のケースの分析。
頭が良く回りすぎるゆえに、ついうっかり、誤字脱字を書き殴ってしまう。
とはいえ、書き直しや試行錯誤を注意深く行うからこそ、構成に凄みがある。
その中に、結果として誤字脱字が、熱量としてほんの少し残ることがある。
これはご愛嬌であり、誤字脱字すら愛おしい。
仮にお堅い客先に出す文章だとしても、信頼があるゆえに、内部チェックで笑ってその場で直せる。
頭が悪い人のケースの分析。
頭が悪くて気づかないゆえに、そっくりそのまま、誤字脱字を放置していまう。
書き直しに頭を使った痕跡ゼロで、構成はどこかの誰かの丸パクリやツギハギだ。
その中に、結果として誤字脱字が、何も考えずにそのまま多発するのである。
これはただ粗雑なだけであり、そこに愛はない。
そんな文章を不用意に出していると、いくら独立して活躍しても、頭打ちしてしまうから笑えない。
現実解。
同じ誤字脱字でも、頭が良い人コースと、頭が悪い人コースでは、意味が真逆になる。
独立して書き手に回ると、当事者として、生々しくよくわかる。
boxcox.net、遠藤武。