「どうしてうまくいかないんだろう…」
そのように傷つく人は少なくない。
そのまま現状維持するのは退屈だから、真逆を取って「面白い!」と言われる側に回ればよい。
ビジネスでも試験でも学問でも良いが、物事を成功裡に進めるのは少数派だ。
「勉強」「学問」「試験」「営業」「数学」と聞くと、大多数にとっては退屈極まりないだろう。
ということは、多数派の逆を取って、退屈な要素を排除して面白くしまえばよい。
もちろん基礎を蓄えて、多数派がどのように動いているのかを、知る必要はあるが。
物理法則も化学反応も心理学も歴史も、ショッピングも恋愛も、圧倒的多数派の物事が動く上での基本的な仕組みである。
それらをぼんやりとでもいいから知った上で、勝てそうな分野や得意分野を徹底的に面白がり、少数派に立つのだ。
ビジネスで言うなら、
どのみち多数派は通り一遍のことしか言えないのだから、
思い切って「面白い!」と即答できる物事に絞るとよい。
嫌なことや面倒ごとから抜け出せるサービスは、面白いに決まっている。
それはテーマパークかもしれないし、
経営者やサラリーマンの悩みを解決するサービスかもしれないが、
どちらも面白さという心の浄化は共通している、
退屈であれば忘れ去られてしまう。
どんなに優秀でも忘れ去られてしまう。
そもそも面白くないと売れない。
実力不足を誤魔化した炎上芸は退屈な猿芝居だとバレたが、
少しでも胸を張って出来ることや出せる価値があるなら、
面白さに振り切った上で攻めなくちゃ退屈なままだよ。
現実解。
お困りごとから救われれば、シンプルに面白い。
心が浄化される瞬間がお金になるのは、ビジネスも文芸も宗教も同じだ。
「面白い!」と感じ取ってもらえる側になるほうが、楽勝の近道なんだよね。
boxcox.net、遠藤武。