いちいち傷つくくらいなら、「面白い!」側に回ってしまう。

daily11 スモール分析。

「どうしてうまくいかないんだろう…」

そのように傷つく人は少なくない。

そのまま現状維持するのは退屈だから、真逆を取って「面白い!」と言われる側に回ればよい。

 

ビジネスでも試験でも学問でも良いが、物事を成功裡に進めるのは少数派だ。

「勉強」「学問」「試験」「営業」「数学」と聞くと、大多数にとっては退屈極まりないだろう。

ということは、多数派の逆を取って、退屈な要素を排除して面白くしまえばよい。

もちろん基礎を蓄えて、多数派がどのように動いているのかを、知る必要はあるが。

物理法則も化学反応も心理学も歴史も、ショッピングも恋愛も、圧倒的多数派の物事が動く上での基本的な仕組みである。

それらをぼんやりとでもいいから知った上で、勝てそうな分野や得意分野を徹底的に面白がり、少数派に立つのだ。

 

ビジネスで言うなら、

どのみち多数派は通り一遍のことしか言えないのだから、

思い切って「面白い!」と即答できる物事に絞るとよい。

嫌なことや面倒ごとから抜け出せるサービスは、面白いに決まっている。

それはテーマパークかもしれないし、

経営者やサラリーマンの悩みを解決するサービスかもしれないが、

どちらも面白さという心の浄化は共通している、

退屈であれば忘れ去られてしまう。

どんなに優秀でも忘れ去られてしまう。

そもそも面白くないと売れない。

実力不足を誤魔化した炎上芸は退屈な猿芝居だとバレたが、

少しでも胸を張って出来ることや出せる価値があるなら、

面白さに振り切った上で攻めなくちゃ退屈なままだよ。

 

現実解。

お困りごとから救われれば、シンプルに面白い。

心が浄化される瞬間がお金になるのは、ビジネスも文芸も宗教も同じだ。

「面白い!」と感じ取ってもらえる側になるほうが、楽勝の近道なんだよね。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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