「遠藤さんは、なぜ顧客である経営者さんに、自信を持った行動を促せているのですか?」
そう聞かれることが多々あるが、
本音をそのまま活用して、
弱音を上書き消去しているからである。
例えば、サービスを作りから行動を共にし、
「欲しい!」言われるように持ち込むことを繰り返し、
売れない状態からの脱却を、
グロースハックとして手掛けている。
実のところ、売れる瞬間こそ、
本音がそのままプラスに機能して、
弱音を勝手に消してくれるのだ。
得意技に全集中し、
その得意技を「欲しい!」と言ってくれる人と会い、
カスタマーサクセスを明確に打ち出すのだが、
この時には100%例外なく、
売り手の本音と買い手の本音が、
見事にマッチしている。
これがうまくいったとき、
例外なく「自分って売れるんだ!」と、
プラスに傾くことで、
弱音がどこかへ消えてしまう。
この瞬間を得るために1〜2年かかったとしても、
人は現金なものであり、
売れなかった数年間の嫌な記憶など、
あっさり忘れるんだよね。
素直じゃないとか、
変わって行く気がないとかなら、
こうはならないんだよね。
ものすごく素直だからこそ、
そうやって成長できるのであって、
弱音のほうから消えて行ってしまう。
現実解。
弱音から入るとしんどいもの。
自分の本音をそのまま「欲しい!」と言ってもらえるって、
本当に本当に本当に、心底幸福を感じるよ。
得意技で一点突破するとは、
本音丸出しで勝ちにいくことだから、
弱気になっているヒマなんてそもそもない。
boxcox.net、遠藤武。