弱音は、本音を使って上書き消去する。

daily11 スモール分析。

「遠藤さんは、なぜ顧客である経営者さんに、自信を持った行動を促せているのですか?」

そう聞かれることが多々あるが、

本音をそのまま活用して、

弱音を上書き消去しているからである。

 

例えば、サービスを作りから行動を共にし、

「欲しい!」言われるように持ち込むことを繰り返し、

売れない状態からの脱却を、

グロースハックとして手掛けている。

実のところ、売れる瞬間こそ、

本音がそのままプラスに機能して、

弱音を勝手に消してくれるのだ。

 

得意技に全集中し、

その得意技を「欲しい!」と言ってくれる人と会い、

カスタマーサクセスを明確に打ち出すのだが、

この時には100%例外なく、

売り手の本音と買い手の本音が、

見事にマッチしている。

これがうまくいったとき、

例外なく「自分って売れるんだ!」と、

プラスに傾くことで、

弱音がどこかへ消えてしまう。

この瞬間を得るために1〜2年かかったとしても、

人は現金なものであり、

売れなかった数年間の嫌な記憶など、

あっさり忘れるんだよね。

素直じゃないとか、

変わって行く気がないとかなら、

こうはならないんだよね。

ものすごく素直だからこそ、

そうやって成長できるのであって、

弱音のほうから消えて行ってしまう。

 

現実解。

弱音から入るとしんどいもの。

自分の本音をそのまま「欲しい!」と言ってもらえるって、

本当に本当に本当に、心底幸福を感じるよ。

得意技で一点突破するとは、

本音丸出しで勝ちにいくことだから、

弱気になっているヒマなんてそもそもない。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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