「当社は中小企業ですから。。」
「予算がないものですから。。」
このセリフをつけて「できない理由」を優先させるのは、
理屈でも感情でも間違っていると相場は決まっている。
だいいち、そんな当たり前のことをわざわざ繰り返したところで、誰も幸せにはならない。
そうではなく、的確に身の丈を知り、その上で行動に移していくことが重要なのだ。
身の丈を知るということが大事なのは、
「しょぼいから諦めろ」ということではなく、
「今やるべきことが何なのかを知れ」ということだ。
どんな達人や大企業も、初心者時代や創業当初は、
とるに足らない規模だったはずである。
その事実を認めた上で、自分の成長の方向性を定めるのだ。
現実解。
事実を認めるということは、
より規模を大きくするには何が必要で何が不要かを、
確実に見定めていけばいい。
自分で自分をぼんやり見下すヒマがあるなら、
冷徹に自分を分析し、その上で自分を情熱的に応援するほうが、
エネルギーの使い方として楽しい。
追記。
実際のところ、下に逃げないようにしつつ、
身の丈にフィットした分野で徹底的に楽勝を繰り返していると、
その道の第一人者として、トップ層の仲間入りができてしまう。
ものすごくシンプルだが、大多数は気づいていないことでもある。
boxcox.net、遠藤武。