実力と気配り。

daily11 スモール分析。

「実力の重要性をデイリーレポートで書かれていますが、実力が足りないときはまず何をすれば良いですか?」

 

まずは、気配りすると良い。

愛嬌の良さや、かわいげや、挨拶ができることも、気配りのうちだ。

できるだけ好かれやすい言い方を心がけるのも、気配りのうちだ。

例えば、頭脳プレーが難しい背景や学歴(小中高大のいずれかで勉強があまりできなかった、数学や英語が苦手だった、教養や研究が不要だった等)という場合、

まずは素直に好かれることから始めたほうが手っ取り早い。

何もここで、誰かをあげつらって、実力についての是非を論じたいのではない。

正しいか正しくないかを超え、気配りのおかげで楽勝することができるなら、それが一番だからである。

そもそも「実績×気配り」を掛け算させる形で、広く耳目を集める戦術を取るケースは多く、

これは得意技を伸ばすという観点から、とても役に立つ素直で強力な立ち居振る舞いだ。

 

現実解。

たったひとつの気配りの工夫で、根本的に前提がプラスに変わるなら、その立ち居振る舞いは最強。

逆に言うと「気配りができなかったばっかりに嫌われて自滅する」という自称実力者のケースは後を絶たない。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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