「実力の重要性をデイリーレポートで書かれていますが、実力が足りないときはまず何をすれば良いですか?」
まずは、気配りすると良い。
愛嬌の良さや、かわいげや、挨拶ができることも、気配りのうちだ。
できるだけ好かれやすい言い方を心がけるのも、気配りのうちだ。
例えば、頭脳プレーが難しい背景や学歴(小中高大のいずれかで勉強があまりできなかった、数学や英語が苦手だった、教養や研究が不要だった等)という場合、
まずは素直に好かれることから始めたほうが手っ取り早い。
何もここで、誰かをあげつらって、実力についての是非を論じたいのではない。
正しいか正しくないかを超え、気配りのおかげで楽勝することができるなら、それが一番だからである。
そもそも「実績×気配り」を掛け算させる形で、広く耳目を集める戦術を取るケースは多く、
これは得意技を伸ばすという観点から、とても役に立つ素直で強力な立ち居振る舞いだ。
現実解。
たったひとつの気配りの工夫で、根本的に前提がプラスに変わるなら、その立ち居振る舞いは最強。
逆に言うと「気配りができなかったばっかりに嫌われて自滅する」という自称実力者のケースは後を絶たない。
boxcox.net、遠藤武。