「日本人はもっと投資を頑張るべきだ」と聞いて、
金融商品や不動産の購入についつい駆り立てられるのは、
業者にとっていいカモだと知っておこう。
アナリストとして市場価格の推移を統計的に予測し、
かつ投資案件の価値をモデリングで推計してきたが、
この立場は極めてニッチな裏方である。
だからこそ事実をありのまま伝えてしまおう。
表にはいろいろな形態で有象無象の営業マンがあり、
あの手この手で必死になって商品を購入させるのだ。
あの手この手に踊らされたり、情報商材に踊らされたりして、
得意でないことをいちいち有象無象に頑張らされる筋合いなど一切ない。
そもそも本当の投資とは、
確実にコツコツと勝てるところで、
淡々と成果を出すことである。
要は得意技からのリターンということだ。
本業でちゃんと成長して、
本業の現場や関係者が助かるべく、
「欲しい!」と言われる側に回り、
キャッシュフローを出していくことだ。
それは得意技ベースの知恵を世に出すことかもしれないし、
株式を一緒に持って得意技となる事業を進めることかもしれない。
いずれの投資も少し時間がかかるが、
とりわけ知恵の場合はそう簡単に値崩れするものでもなく、
そして知恵は奪われるものではないため、複利がきっちり効いてくる。
現実解。
群れずに淡々と得意技へ投資することが、
本当の意味での投資だと気づいておこう。
これは実力も実績もないことを誤魔化して、
SNSで群れ散らかすしかないヘナチョコ業者さんには、
そもそも相容れない競技種目なのだから。
追記。
得意技が何なのかわからない経歴の人が、
醜くステマや自作自演するのを見させられるのは、
さすがにもう飽きたでしょ?
boxcox.net、遠藤武。