しんどい思いをする人にありがちだが、
夜寝る前の寝床に、悩みを持ち込むことが多々ある。
これはもったいない。
だいいち、寝る前に何かしようとしても、
その場で解決することはないケースが大半だ。
その場で解決しない物事を嘆いたところで、
理屈の奴隷になってしまうだけだ。
であれば、思い切ってグレーゾーンに放り込み、
堂々と豪快に寝てしまうほうが潔い。
悩みと一緒につるんで夜更かしする理由などないし、
頭がスッキリした状態で紙やスマホのメモに悩みの解決策を書き出すと、
思いのほか「行動する・しないを決める」ことばかりだと気付かされる。
ということは、ついつい考えてしまうだけ無駄な抵抗なのだ。
現実解。
ついうっかり無意識で無駄な抵抗をしたくなるのも人間のサガだが、
そこについて勇気を出してウヤムヤにしたほうが、
実は抵抗するよりも強固な行動につながることが多い。
特に寝る前と寝起きは、ちゃんと先回りしておけば行動を変えやすいので、
無意識を逆手にとり、本音を大事にしていくと、思わぬ道が拓ける。
boxcox.net、遠藤武。