「一流と三流の人材の差は、どこにあるのですか?採用や紹介の際、工夫するポイントはありますか?」
そう聞かれることが多いので、言い切ってしまおう。
ストレートに言うと、
ご機嫌とりが必要だったり、
自分で自分を盛り立てられなかったり、
何かにつけて「難しい」と言い出してしまう人は、
例外なく全員「三流」だ。
三流は、仕事が粗雑だったり、
そもそも集客できなかったりするくせに、
いちいち文句ばかり言い出したり、
ダラダラと群れて誤魔化そうとする。
これは「もうすぐ完全に消える三流の断末魔」という程度であり、
ただの鳴き声にすぎない。
一流は、これを気にせず堂々とご機嫌取りして三流を飼い慣らすまでがテンプレだ。
自分の機嫌を自分で作る術がない人は、一流に仕事を奪われるまでが歴史の事実であり、自然の摂理なのである。
さらにストレートに言うと、
「一流」である人のクエストは常に、
「三流を包み込んで、一流化すること」だ。
一流は一流どうしで「えこひいき」し合うことで、
全体像も裏表も、細部も把握している。
「えこひいき」が、他の「えこひいき」も呼び込んで、好循環を作るのは、
三流による取りこぼしを、全て無駄なく一流がチャンスとして活用しているためだ。
一流は、三流とは相容れない。
根本から思考ルーチンが違うためだ。
一流とは、淡々と過ごすあげまんである。
三流とは、いちいちカリカリするさげまんである。
一流は、淡々と上を目指し、耳の痛いことも聞き入れ、淡々と勉強を重ねて成長する。
三流は、下に逃げつづけ、いちいち他人や常識のせいにしてかみつき、勉強不足がたたって落ちぶれる。
一流からすれば、三流の動きと思考はバレバレだが、
三流からは、一流の全てが全く見えない。
こうやってデイリーレポートを読む人は、
少なくとも一流の側だと言っていい。
本気で悩み、本気で行動するためだ。
悩みとは、現実に即した妄想であり、
そこから解放されるには、行動あるのみだ。
一流は淡々と分析して行動できるから、
三流が来たとしても、単なるデータと思っておけば済む。
一流からすれば、三流の挙動などあっさり読めてしまうのだから、
逆算して対応し、二度と関わらないようにして終わりなのだ。
例えば、わざわざ三流の半グレに中指を立てにいって、殴られにいく人はいない(迷惑系youtuberは同じく三流なので除く)。
これと同じで「引き継ぎを受ける相手が偶然にもしつけのない三流だった」とか「気まぐれで出た集まりで関わった相手が三流だった」という場合、
一流は少しだけ痩せ我慢して、三流を「時限つきデータ吐き出し装置」として、逆算して処理すればいい。
現実解。
一流は「『いちいち気にしないゲーム』のランカー」だと思っておけばいい。
一流どうしでえこひいきしあえば、
物事が面白くなり、自ずと勝ちにいけるのだから。
boxcox.net、遠藤武。