血路を開くのではなく、「急がば回れ・ワクワク回れ」の継続で楽勝する。

daily11 スモール分析。

「私はこれだけ苦労して、血の滲むような努力をしたから、成功した」

そのような声を聞くことがあり、文字通り血路を開いた人の言葉だ。

この際ストレートに言ってしまうが、血路を開くより、

「急がば回れ・ワクワク回れ」を続けて、楽しく楽勝したほうが1億倍プラスだ。

 

私の内心と本音をそのまま言ってしまうと、

「血路を開く」というような、血湧き肉躍る言葉は大好きだ。

ただしこれは、聞く側からしても、自分の行動としても、ただの血みどろだ。

ダメージや苦労ばかりを強いてしまいかねない。

苦労と血みどろは、そのまま成長につながるとは限らないのが事実だ。

それもそのはず、苦労ばかりしている人は、揃いも揃って苦労をしている人に囲まれている。

 

そうではなく、心が躍るツボを「これでもか!」と押さえて、

一点突破でワクワクさせていくほうが、

そこには楽しそうな人が、ついつい来てくれる。

道を開くという理屈ではなく、

ワクワクしながら遠回りで歩いた「けもの道」「裏道」の積み重ねこそが、実は正規ルートなのである。

 

現実解。

苦労を優しさとワクワクで包み込んであげるほうが、

そもそも癒されて、ついつい行動してしまうのが、人間のサガだものね。

「これは楽をするための苦労だから、楽なんだよ!」

と言い切れる経験をしていれば、急がば回れ・ワクワク回れがよくわかるはず。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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