独立してから、特に何かに執着したことは一度もないが、
たったそれだけであっさりと成長することができて、
時間もお金も自由になった事実は揺るがない。
多くの人は、何か一つの価値観に執着しがちだが、
実際に突出して成長を続ける人は、
今よりもっと良いと思える価値観があれば、
素直にそちらに飛び移るものである。
これは勉強して知識をつけて、世界を拡げることと同じであり、
また物事に驚嘆や感動することとも一致する。
地理から知識をつけたトピックが、
そのまま地球科学や物流といった分野に当てはまると、
物事は地球をめぐって循環していると気づける。
もっと細かく見ていくと、
鉱物資源や化学や物理学の話題にもシフトしていくので、
話題は尽きなくなる。
このような知識の広がりや深掘りが見出せると、
どうしても執着しないといけないことなど何一つないと気づける。
知的好奇心があれば、好き放題学べば学ぶほど、
知識が循環したり、思わぬところと繋がる新発見が出るため、
執着なんかしないほうが自然なのだ。
知識がないうちはカリキュラムに沿えばいいが、
模範解答がない場合は執着せず自由に掘り下げるほうが、
結果として精神衛生にも良いのである。
一般に経営者はよく学んでいると言われるが、
自由に掘り下げてよく学んでいるからこそ、
時間とお金に自由があると捉え直せる。
現実解。
自由に興味のあるままに、悠然と話題を広げていったほうが、
大人の勉強として、広く深く、しかも結果として早く学べる。
その悠然とした様は、時間とお金の余裕をより一層もたらしてくれる。
余裕のある人と仕事をしたくなるのが人間のサガだものね。
boxcox.net、遠藤武。