独立は、「年収ゼロor青天井」という競技。

daily11 スモール分析。

独立したあとの年収は、ゼロになるか、10倍やそれ以上をはるかに超え青天井の成長を遂げるかの、2択である。

独立を狙う人が増えているため、この事実は強調してもし過ぎることはない(既に多くの人が述べるところだが)。

 

「コンサル会社をやめて、フリーのPMとして独立しました」

「メガベンチャーの執行役員をやめて、独立しました」

「思うところがあり、官僚をやめて独立しました」

サラリーマンや公務員をやめる勇気に、

心から拍手を贈りたい。

ただし、勇気だけでは蛮勇で終わり、

そのままだと年収ゼロにシフトしてしまうのが、世の常だ。

これを避けるには、

勤め先というお屋敷にあった、

仕組みやカンバンやブランドを、

全て自分の環境整備に作る必要が出てくる。

 

実のところ、独立に必要なものは、

・売上と利益を継続的に立てる(コンセプトデザイン、価格設定、マーケティング)

・そのために信頼できる他人や仕組みを起用する(座組み、人事・マネジメント、生産管理)

・その上で質を高めて成長し続ける(カスタマーサクセス、研究開発、品質管理)

という全体の仕組みであり、これは本音を大事にすることが先決だ。

 

売上が立つのも、利益が出ているのも、キャッシュが残るのも、

誰かに喜ばれて継続的にに成長できるのも、どこかで本音がマッチして、

信頼と影響力を高める仕組みを確保しているためである。

リピートや紹介は当然発生し、規模が大きくなった際の広告費が、威力も魅力も掛け算することになる。

 

現実解。

単にお金だけじゃどうにもならない本音がそこにあるからこそ、年収がゼロか青天井かという究極の二択に行き着く。

誰だって、もっと上達したいし、ちやほやされたいし、新しい自分に会いたいのだから。

 

追記。

すでに多くの先人が明かしているけれど、継続的に成長している限り、

必ず「ええっ!以前の自分からしたらありえない!」という妄想がどこかで叶います。

それが快感すぎて、ついつい青天井になってしまうんです。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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