昇進は、単なる実力より、組織への最適化が大事。

daily12 業界知識。

今回は、昇進という名前の業界知識だ。

 

「実力をつけて昇進して待遇を良くしたい…!」

そのように向上心のある人は、デイリーレポートを普段から読んでいるはずだ。

昇進の本質は、単にどこでも使える実力というよりは、

その組織内のルールに合わせて最適化していくことにある。

組織の仕組み作りから言って、仕事を委任しづらいヘナチョコを昇進させることは絶対にない。

(年功序列組織であれば、年齢が上か下かも委任の基準になる)

 

いくら転職を重ねても、実力をつけて突出していくというのは、

そもそもサラリーマンの世界では、マネジメントの仕組みがある以上はほとんど起こらない。

 

現実解。

とすると、

昇進するにはその組織内で好かれたり、

上司にとってなくてはならない存在として活躍するほうが早い。

あるいはFP&Aや事業開発といったポジションを担うなど、

権限で仕事をするというのが基本だ。

 

追記。

例外は、新規事業の研究開発や立ち上げのフェーズや、組織立ち上げをリードしたという場合だ。

これは実質的に起業と同じことだから、自分のほうが上席者や上司より知見が豊かなケースは多々ある。

その場合、実力を轟かせて簡単に作れない実績を積み、さっさと独立してしまうのも手だ。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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