原理原則は、待遇の良さと成長可能性、
どちらもしっかり取ること。
そもそも、待遇を良くするということは、
成長することに他ならない。
「転職したら給与が下がってしまった」
というのは、ビジネスモデルから急激な成長が見込めるスタートアップか、
全く未経験の状態から、プログラマーになったり、
経理や法務を始めたりする場合の話だ。
「仕事を選ぶな」と言っている人は数多くいる。
これは就労経験が全くゼロの場合はその通りだ。
そうではなく、就労経験が何かしら1つでもあるなら、
「自分が確実に成果を出してペイできる、楽しい仕事」
を明確に定義した上で、
「(その定義の枠内において)仕事は選ぶな」
と、読み替えているに過ぎない。
たとえ成長中の企業であっても、同僚や経営者のレベルの低さや、
待遇の悪さといった要素が嫌でも目立ってしまうならば、
それはあなたとその企業の成長可能性の桁が違うということだ。
待遇と成長は、もし瞬間風速的に一致しなくとも、
中短期的には一致して、あるべき場所に進んでいくんだよね。
成長可能性を見出したいのであれば、
一つの立場に恋々としていると、
いつの間にか足元をすくわれるのもまた事実。
..遠藤武