売上とコストに強くなること。
人や組織の流れに強くなること。
究極は、転職で堂々と昇格を目指すことと同じだ。
現実解。
売上とコストに強くなるということは、
その根本にある営業やマーケティングや、
サプライチェーンやファイナンスや原価計算といった、
データ分析やITや数学・統計学の素養が必須ということだ。
この素養がなければ、材料不足のままである。
人や組織の流れに強くなるということは、
データ分析の背景にあるマネジメントや、
人や組織の思惑に通じる必要があるということだ。
これに通じていなければ、現実を読むことができない。
これらを総合的にカバーするポジションは、
そもそも常に人が足りていない事実に目を向けよう。
常に拡大を図っている外資コンサルティングファームは例外としても、
外資企業のFP&Aやデータアナリストのポジションが人を集めきれないのも、
グローバルIT企業で腕利きのPMO(とりわけEPMOやPgMOのような全体統括役)が足りていないのも、
いずれも理由は「総合的にスキルを揃えた人がいない」ためである。
どれも年収1000万円程度なら十分届くのだから、
仮に年収400万円程度に甘んじるくらいなら、
自分が活躍しやすい土俵を軸にして、
これらのうちから好きな分野を堂々と選べばいい。
もし仮に一時的に年収が下がっても、
次に進む上でのゴールを据えられるなら、
結果的に損して得を取ることになるんだよね。
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遠藤武