過去の成功体験に、清々しいフリして醜くしがみつく。
反省したフリして、一切反省していない。
この矛盾は、成功体験が失敗体験に変わる入り口。
現実解。
「売上が下がって来ている。だから新しいことをやろう」
これは解くべき問題にフォーカスするならさておき、多くの場合は口先に逃げている典型的な例だ。
解くべき問題を解こうとしていないと、矛盾が残ってしまう。
これをやってしまうと、目先の損得勘定だけで過ごしてしまい、
今までの信頼を一気に失ってしまうことにまず気づこう。
成功体験があるなら、それを次の成功体験に堂々とつなげよう。
そもそも成功体験は「矛盾の許容」だと知るだけでいい。
無意識のうちに口先に逃げて、現状を素直に見つめていないとき。
まずは知識回収と言行一致を機能させることに、心血を注ぐといい。
3ヶ月から半年続けるだけで、プラスの変化が出てくる。
先に進むには、現状と目標にいかに矛盾があろうとも、
楽しく充実してしなやかに乗り越えればいい。
頭に汗をかくとは、そういうことである。
そもそも成功体験や成長の本質は、
「前はできなかったけど、今はできた」
という、矛盾にあるのだから。
現状の内側に忌憚なく向き合いながら、現状の外に目標を置く。
過去をすべて肯定しながら、成長の未来像を創るには、
矛盾を許容する余裕を少し持つだけで大丈夫。
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遠藤武