成功体験と矛盾。

daily4 方法論。

過去の成功体験に、清々しいフリして醜くしがみつく。

反省したフリして、一切反省していない。

この矛盾は、成功体験が失敗体験に変わる入り口。

 

現実解。

「売上が下がって来ている。だから新しいことをやろう」
これは解くべき問題にフォーカスするならさておき、多くの場合は口先に逃げている典型的な例だ。
解くべき問題を解こうとしていないと、矛盾が残ってしまう。

これをやってしまうと、目先の損得勘定だけで過ごしてしまい、
今までの信頼を一気に失ってしまうことにまず気づこう。

成功体験があるなら、それを次の成功体験に堂々とつなげよう。
そもそも成功体験は「矛盾の許容」だと知るだけでいい。

無意識のうちに口先に逃げて、現状を素直に見つめていないとき。
まずは知識回収と言行一致を機能させることに、心血を注ぐといい。
3ヶ月から半年続けるだけで、プラスの変化が出てくる。

先に進むには、現状と目標にいかに矛盾があろうとも、
楽しく充実してしなやかに乗り越えればいい。
頭に汗をかくとは、そういうことである。

 

そもそも成功体験や成長の本質は、
「前はできなかったけど、今はできた」
という、矛盾にあるのだから。

現状の内側に忌憚なく向き合いながら、現状の外に目標を置く。
過去をすべて肯定しながら、成長の未来像を創るには、
矛盾を許容する余裕を少し持つだけで大丈夫。

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遠藤武

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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