親子関係で常識を強調して、疲弊しないこと。
感謝は、まず親を超えた先で、都合よく出せば良いと悟ること。
これだけで、成長のできる非常識な親子関係が築ける。
現実解。
実の親に感謝できる人は幸福である。
同時に、育ての親や師匠に感謝できる人は幸福である。
幸福であり続けることは人生の義務であり、
幸福に感謝を伝えることは人生の権利だ。
感謝を伝える親子関係は、
もちろん実の親であろうと、
また育ての親や親代わりの師匠であろうと、
幸福であり続ける義務を果たせるなら、
どんなあり方があって構わないのである。
実の親と関わることで、幸福であり続けられないなら、
その分、幸福であり続けられるよう接してくれた、
育ての親や師匠に感謝を伝えればいい。
もしあなたの実の親が毒親であるなら、
育ての親や師匠に謝意を伝え続け、
毒親を高みから包み込んで許してしまうほうが、
幸福であり続ける生き方を果たせる。
常識に縛られないとは、こういうことだ。
また、ただ感謝を伝えるだけでは、
親の存在ありきで人生を過ごすことになる。
何より大切なのは、自分の一度きりの人生で、
幸福を噛みしめつづけることにある。
親や師匠を結果的に追い抜くぐらい、
自分のなすべき物事に没頭すればいい。
親子関係の悩みが、
幸福と感謝と成長をベースに、
常識を超えて包み込むことで解決すれば、
ほかの悩みにまで応用させて、
「更に上から眺めて、包み込める対象」
という視点を持つことが出来る。
boxcox.net
遠藤武