「同じ失敗の繰り返し」をやめる方法。

daily4 方法論。

言葉や行動を、ひっくり返してしまえばいい。

できない人に「できない」と言いつづけて失敗するなら、

できない人を「できる」と褒めてやって、結果を誘い出そう。

 

現実解。

同じ失敗を繰り返す人は、

ありのままの事実から目を背けているだけだ。

自分の無数の選択肢が、失敗をもたらしている。

失敗の背景には、それ以外なにもない。

失敗グセのある人に対して、

「ね、あなたは失敗するでしょ?」

と言い続けても、決して成功などしない。

 

生々しい事実から進もう。

失敗グセのある人は、

18歳までの学校の勉強や受験勉強で、

明らかに失敗組だったり、

やたら陰湿でコンプレックスが強い。

18歳以降で挑戦せず、40代を過ぎて、

失敗グセが付くこともある。

共通点は、自分を取り巻く事実を、

事実として向き合わないことだ。

事実を素直に認めた上で、

ビジョンやミッションを語るなら良いけれど、

目の前の不都合でストレスの溜まる事実に翻弄され、

ビジョンとミッションがあろうとなかろうと、

不都合な事実に心を混濁させられるのである。

正直言って、これはすごくもったいない。

だからこそ、

「ね、この事実を認め、解決して強みを出したら、成功するでしょ?すばらしい!」

と、自分にも周囲にも言い聞かせるだけでいいのである。

とにかくしつこく丁寧に、しつこく丁寧に、前向きで素直な言葉をかけてやるだけでいい。

学んで行動するサイクルを持っている人だけの特権だ。

僕が「現実解」を最初に持ってきているのも、

実はここにあるんだよね。

いくらピカピカのビジョンやミッションがあっても、

自己啓発的な前向きな言葉があっても、

事実を認めることを材料に、

現実にプラスになる答えを出さないなら、

現実はちっとも変わらない。

現実は理想的に変えるためにあるのであって、

その材料は、起点である事実だ。

事実を認めるとはそういうこと。

事実をそっくりそのまま認めることについて、

「自分だけ、落とし穴に落とされそう…」という恐怖を感じるとしたら、

落とし穴の下にはクッションがあることを断言しておこう。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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