「うちの会社は待遇が悪い」の解決法。

daily4 方法論。

さっさと高待遇を出す企業に転職するか、

さっさと独立して稼いでしまおう。

それが無理なら、まずは今の仕事に心底感謝し、雑用のプロになろう。

 

「実力も学歴もない…」

「義務教育程度の国語も数学も英語もできない…」

「営業もダメ、簿記もわからない、雑用やアポ取りもできない…」

そんなコンプレックスまみれで無能を自覚する人が、

「うちの会社は待遇が悪い」と言い出せること自体が奇跡だ。

率直に言って、仕事があること自体が奇跡ということだ。

真面目な人なら「なんて失礼なことを言い出すんだ!」と、

怒り心頭に発するだろうけれども、

無能はニートか無職、

せいぜい日雇い派遣であっても、

何ら不思議ではないことを、まず認めよう。

 

事実は事実として認める他にない。

まずは、口先で不満を言うことに逃げている、

無能でろくに動けていない自分にも、

仕事を振ってくれている、

今の勤め先の会社に、素直に感謝しよう。

感謝するのだから、言行一致し、手先と行動と頭脳で、

まずは雑用で実力を発揮し、成果で恩返ししよう。

電話応対、コピー取り、アポ取り、掃除、お茶くみ、

全部を先手必勝で、パーフェクトにやろう。

 

誰でもできる雑用を、馬鹿にして出来ないままということは、

そもそも学ぶ気がないというだけの話である。

学ぶ気がないということは、立ち居振る舞いが悪いということだ。

学べず、立ち居振る舞いが悪い人は、誰からも信用されない。

雑用で、全てが露呈するのである。

 

四の五の言わず雑用がパーフェクトに出来るなら、

「よし、せっかくだから仕事を任せてみるか」

という流れが、100%出来る。

まともなサラリーマンの上司であれば、雑用の目利きができる。

上司が創業経営者であれば、サラリーマンの100万倍の厳しさで、雑用を目利きする。

雑用とは、頭脳と身体を使った、究極の立ち居振る舞いだ。

立ち居振る舞いが良いということは、仕事が出来る判断材料になる。

先手必勝の細やかな気配りが、雑用に全て反映されるんだよね。

 

雑用ができても待遇が悪いと感じるのなら、

雑用の延長線上で、基礎学力をつけ、

自分から自分を売り込んでしまえばいい。

転職活動も、営業も、本質は同じだ。

「待遇が悪い」

のではなく、

「自分が好き好んで、待遇が悪い場を現状維持で選んでいるだけ」

だとあっさり素直に認められたら、その日から成長が始まる。

 

現実解。

待遇について文句があるなら、

さっさと他に移籍できる実力をつけよう。

実力に自信がないなら、

雑用や気配りも実力のうちだと腹落ちしよう。

実力とは、複数の雑用と気配りの掛け算に過ぎないのだから。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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