変えていくとは、どういうことか。

daily6 人と技術と成長。

変えていくとは、本音を丸出しにすることである。

本音とは、事実に即した物事だ。

「こんなこと考えようものなら、村八分に追いやられるかも……。けど、やっぱりおかしい!」

そんな物事は、全て事実に即した本音である。

 

仕事でも人間関係でも、

この状態に陥っているとしたら、

変えていくことでしか先に進めない。

はみ出し者は、思考か行動のどちらかが人より多いからこそ、

ついうっかりはみ出してしまうのである。

思考が多いということは、

事実を感じ取る繊細さがあるということだ。

行動が多いということは、

事実をあぶり出す勇気があるということだ。

思考と行動、この2つからしか、

事実を見定めることはできない。

どちらか片方だけでは、

事実を片一方からしか見ておらず、

事実は捉えかけで終わってしまう。

これはちょっともったいない。

繊細さだけでは形にならない。

勇気だけでは知識が足りない。

全ての物事をそのように捉え直せば、

「片一方はもったいない」

と思える。

繊細な人ほど、知識を得る勇気はあるのだから、

それを行動にスイッチして強化すればいい。

勇気がある人ほど、形にする行動はあるのだから、

それを知識にスイッチして強化すればいい。

次に何をするか迷ったら、

こうやって見つめ直すだけでも、

変えていくことにつながる。

 

人間はめんどくさがりだからこそ、

チェンジマネジメントの基本的な考え方を用意しよう。

迷ったときこそ、自分にやさしく接し、

本音を丸出しにするほうが、

結果的に難易度を下げて楽勝を狙えるんだよね。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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