他人に詰め寄るのは、
事実の誤魔化しており、
誤魔化しの中でも最悪である。
他人に詰めよると、
その人が悪かったとしても、
改善は促せない。
それどころか、
詰め寄る側も感情に流されており、
ろくにコミュニケーションは取れず、
バッドエンドでご臨終だ。
これは、中学校や高校の試験で言えば、
誤った問題を解いてしまうことだ。
誤った問題を解くということは、
そもそも正しい答えが出ないのだから、
百害あって一利なしであり、
勉強の手順では最悪の状態である。
中間テストや期末テストでも、
大学受験や資格試験でも、
致命的な勉強の方針のミスだと気付き、
正しい問題を解くことに戻るしかない。
もしあなたが誰かをを詰め寄りそうになったら、
怒りや恐怖を知恵でそらし、
事実を整頓して立て直すしかない。
もしあなたが誰かから詰め寄られているなら、
他人に詰め寄る時点で「この人は恐怖に駆られているんだな」と、
淡々としておいて、事実を整頓すればいい。
詰め寄る時点で、
「戦いが始まる前から負けている」
ということに他ならない。
喧嘩やパワハラがあったなら、
原因は何であれ、
自分がダメだったところを素直に認め、
同時に良さも同じだけ認め、
愚直に成長する以外にないのである。
詰め寄る状態とは、
事実を事実として見ない状態であり、
口先からエネルギーが逃げているため、
次の一手が出せないのだ。
悪さも良さも誤魔化さずにフェアに見てこそ、
次の一手が作れると、素直に気づこう。
boxcox.net、遠藤武。