「うちに作業者は一人もいない!」
これを創業社長が言うと、本音で腹決めして、鶴の一声で組織を変えられる。
これをお年を召した雇われ社長が言うと、優秀な部下から移籍・転職していく。
現実解。
サラリーマンは、程度の差こそ荒れど、
替えのきく作業者だからこそ成り立つと知ろう。
これは毛並みが良く仕組み化された一流企業ほど明確である。
いろいろな仕事があるが、本質は作業をこなす存在だからこそ、
労働法で守られ、時間で給与が発生するのである。
創業経営者目線で言えばサラリーマンはプロの行いと正反対だが、
この矛盾はレベルを安心して上げていく際にとてつもない有り難みがある。
追記。
どのみちとびきり優秀なら放っておいても独立してしまうのだから、
毛並みと仕組みを自分のものにしてからでも遅くはないということだ。
ゼロから作らずとも、既存の勝ちパターンを回収することは、賢く尊い。
boxcox.net、遠藤武。