ことばの起源はさておき、
今の世で「教養」を述べておきながら、
「リベラルアーツ」が出てこない場合は、
基本的にアップデートをしそこねた、
片手落ちのニセモノである。
これと同様に、
「リベラルアーツ」をビジネスや国際性だけなど、
文脈を無視し尾ヒレをつけて曲解するケースは、
片手落ちのニセモノである。
誰でも安直に情報発信できるからこそ、
プロなら絶対にしないレベルの曲解を放置したまま、
毛並みがいいとは言えないお金稼ぎに精を出す人がこれをやらかしてしまう。
ありがちだが、事実を曲解をするのは、
実力不足を隠した詐欺であり、
あとから炎上する情報商材止まりだと相場は決まっている。
この点に目をつけながら、
人の言葉遣いや、
企業の商品名や、
サービスの中身を見ていくと、
それだけでマーケティングの中身が読み解ける。
実力不足を放置したまま、
やたらと邪魔っけな広告を出してくるのは、
それだけ困っていながらも、
打ち手を間違えているんだよね。
現実解。
こういう残念マーケティングの逆を取れば、
アイディア次第で飛躍できる要素はたくさんある。
研究でもビジネスでも共通して、
本音のお困りごとを解決させればいいのだから、
教養ある人の思考だけで実は勝てるつくりになっている。
boxcox.net、遠藤武。