2017-10

daily0 本音たち。

「大人げない」への本音

大人であることとは、大人げない発想や感覚から、価値や面白さを作り続けていくことだ。成人として行使が可能な権利と知性と行動力をフル活用し、自由に過ごすことで、やっと大人としての義務を果たしていると言える。これと逆に、以下は「残念で不自由な大人...
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「傑出すること」の本音

傑出するということは、物事に広く深く鋭く、かつしつこく対処できてしまうということである。教育で言えば、カリキュラムなどすっ飛ばし、広く深く掘り下げて先に行ってしまう人がいる。音楽や美術の世界で言えば、一定のモティーフや集合知に呼応し、独自の...
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「権利と自由」への本音

日本では、許可と禁止を天下り的に押し付けられることはあっても、権利と自由を明確に教わることがない。近代と現代の社会の仕組みや考え方が、権利と自由に根ざしているにも関わらず、だ。トップと底辺が権利と自由を主張して、それ以外の中間層は何も知らず...
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「偏向」の本音

組織は、 以下の変数に応じて偏っている。・公共セクターか私企業かの違い(私企業の場合は上場の有無、株主の特徴)・業種・職種・規模・年収水準・福利厚生・内部統制やIT投資の質・従業員の知的水準組織のトップは、上記に加え、・学歴の有無・教養の有...
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「知の高速道路」への本音

ネットを「知の高速道路」と呼ぶ時代があった。この呼び名は、ネットから集められる知識を活用させて、既存の枠を組み直して価値を作れ観点からは、一点の曇りもなく正しい。いっぽう、ネットだけではカバーできない基礎的なスキルは存在し続けている。 最先...
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「逸脱」の本音

どんなにばかげたものだろうと、くだらないものだろうと、逸脱はスタート地点だ。逸脱は、疑問とエネルギーと行動を喚起し、知性や面白さに支えられて、新しい価値観を作り出す。逸脱から、一回でも価値を作ってしまえば「出したもの勝ち、行動したもの勝ち」...
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「研究」への本音

研究とは、中期的〜超長期的なスパンの投資のことだ。企業が行う研究開発の場合もあれば、人間の知性のレベルを底上げする基礎研究の場合もある。この違いは、・中長期的にキャッシュフローを生む・超長期的に(あるいは地滑り的に)破壊的な創造を呼び起こす...
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「無関心」の本音

社会で取り扱われる物事や、科学や文化への無関心は、識字能力がゼロであることと同じである。義務教育程度の物事について「難しくてよくわかんないし、考えるのが面倒だから興味ないや」と、いつも通りの慣れた口調で発言したとしよう。それは、世の中に対し...
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「職業選択の自由」への本音

「それ、本当に自由を行使しているの?」そう言いたくなる職業選択の自由の行使は、少なくない。フリーランス、ノマド、地方創生、バズる、広告、メディア・政策・環境・学際専攻…上記の「自由に見せかけて内実は不自由な、新しもの好きな人」が好む単語だ。...
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「習慣化」への本音

習慣化とは、やるべきことを無理強いしようとする猿知恵だ。面白さや腹落ちやカタルシスに根ざした中毒性を伴う習慣でなければ、大義名分も美辞麗句も、心とカラダを傷つけてしまう不義理や罵詈雑言や暴力でしかない。とりわけ「学習習慣」は、いやいや勉強さ...